日本歯周病学会「認定医」在籍
歯周病治療のプロフェッショナルが
必ず診察します
- 重度歯周病の方に「歯周組織再生療法」
- 歯周病の短期集中治療「FMD」
- 「口臭」の改善
〜セカンドオピニオンも受け付けています〜
骨を再生させたケース
日本歯周病学会「認定医」が在籍
理事長 熊澤 亮人
経歴
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日本歯科大学生命歯学部 卒業 成績優秀者 |
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日本歯科大学附属病院 臨床研修医 ポートフォリオ賞 受賞 |
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新宿西口サンデンタルクリニック 勤務 |
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KUMAZAWA DENTAL CLINIC(クマザワデンタルクリニック)開院 |
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医療法人 E&Y 理事長 就任 |
資格・所属学会・団体
- 国際口腔インプラント学会 認定医
- 日本歯周病学会 認定医
- 日本アンチエイジング歯科学会 認定医
コラム日本歯周病学会「認定医」とは
日本歯周病学会認定医とは、厚生労働省が認可した歯周病治療のスペシャリストに与えられる資格です。次の条件を満たすことで、認定医試験の受験資格を取得できます。
- 3年以上継続して日本歯周病学会会員であること
- 学会が認めた研修施設に3年以上所属し、歯周病学に関する研修と臨床経験を有すること
- 日本歯周病学会学術大会における認定医・専門医教育講演を2回以上受講していること
- 日本歯周病学会が行う、倫理に関する講演を1回以上受講していること
その後、書類審査や筆記試験、総合審査に合格することで、「日本歯周病学会認定医」の資格が与えられます。
また、この資格を維持するには5年ごとに更新する必要があります。更新にも条件があり、学会発表や論文発表など、常に歯周病についての研究を続けていることが求められます。
歯周病で「お悩み」の方へ
このページをご覧になっている方は、次のようなお悩みを抱えていることと思います。
- 今現在、グラグラしている歯がある
- 歯茎の腫れや出血が続いている
- ずっと治療を続けているが、良くならない
- 歯周病で、どんどん歯がなくなってきている
ご安心ください。歯周病は恐ろしい病気ですが、その原因は科学的に解明されています。
しっかりと対策すれば、治療できる病気です。
にも関わらず、日本国民の47.9%に、やや進行した歯周病の症状が見られるという調査結果(厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査」)もあり、多くの方が歯周病に苦しんでいるという現実があります。
どうして、こうなってしまったのでしょうか。
主に2つの原因が考えられます。
原因①「生活習慣」の問題
歯周病は「生活習慣病」です。毎日の歯みがき、食生活の改善、良質な睡眠、ストレス対策、禁煙などが大切です。これらができていなと、常に歯周病になりやすい環境で生活していることになります。
原因②「治療が」が不十分
歯科医院で治療を受けているのに改善が見られない場合、治療が不十分な可能性があります。歯周病の治療は「歯垢/歯石の除去」が基本となりますが、それだけでは改善しないこともあります。原因となる細菌に直接アプローチする治療が必要です。
再発を繰り返している方、歯周病で多くの歯を失ってしまった方は、これらのどちらか、あるいは両方に原因があると考えられます。
繰り返しますが、歯周病になる原因は科学的に解明されています。
つまり、治す方法があるということです。
お悩みの方は、ぜひ当院に一度ご相談ください。
患者さんに合わせた「歯周病治療」プログラム
適切な治療を行うには、的確な検査・診断が必要です。当院では、検査によって患者さんのお口の状態を正確に把握し、適切な治療プログラムを作成します。
当院の「検査」と「診断」について
歯周ポケット検査
歯周病の進み具合を確認するために、歯周ポケットの深さを測定します。
CT検査
歯周病が進行すると、顎の骨を溶かしていきます。CTやレントゲンなどのX線検査で、顎の骨の状態を確認します。
当院の「治療」について
「歯みがき指導」の徹底
歯周病治療の基本は、歯垢を落とす「プラークコントロール」です。毎日の歯みがきでプラーク(歯垢)をしっかり落とせるようにするため、徹底した「歯みがき指導」を行います。
「エアフロー」でバイオフィルムや汚れを落とす
歯垢や歯石をしっかり取り除いていくのは当然ですが、当院では「バイオフィルム」にも着目しています。
バイオフィルムは、歯周病の原因菌が集まったヌメリのようなもので、歯の周りや歯周ポケット内にこびりついています。歯垢や歯石を取り除いても、バイオフィルムが残っていたら歯周病は治りません。
当院では、「エアフロー」という機器を用いてバイオフィルムや汚れを落としていきます。エアフローは、歯の表面に細かいパウダーを吹き付けて汚れを落とす機器で、歯や歯肉を傷つけずに処置ができるのが特長です。
コラム歯周病の「短期集中治療」を実現する「FMD」
一般的な歯周病治療では、お口の中を6つの区域に分けて、1区域ずつ治療していきます。
ところが、歯周病菌は2週間ほどで再び増殖してしまうので、いったんは治療を済ませたはずの区域が、再び歯周病菌に感染してしまうことがあります。
「FMD」は、抗生剤を併用した治療法で、数回の処置で歯周病菌を徹底的に退治します。短い期間で最大限の効果が期待できるので、早く歯周病を治したい方、何度も通うのが難しい方にお勧めの治療法です。
重度の歯周病を治療する「歯周組織再生療法」
歯周病が進行していくと、歯を支える骨が溶けて歯がグラグラします。病状がひどくなると抜歯を避けられないのですが、骨を再生できれば抜歯を防げます。この治療法を「歯周組織再生療法」といいます。当院では、「エムドゲイン」や「リグロス」という薬剤を使った歯周組織再生療法に対応しています。
以下、ご紹介します。
骨を再生する「エムドゲイン」「リグロス」
「エムドゲイン」と「リグロス」は、どちらも骨を再生させる効果のある特殊なたんぱく質を含んだ薬品です。歯肉を切開し、骨が失われた部分にこれらの薬剤を塗布することで、骨の再生を促します。個人差はありますが、数ヶ月〜1年程度で骨が再生します。
次の画像は、エムドゲインによって骨が再生していく様子です。
歯の周りのすき間が埋まっていく様子がわかります。
コラム「BTAテクニック®」で歯周病を防ぐ
当院では、「BTAテクニック®」という治療法を取り入れています。BTAテクニック®は、歯周病菌が溜まりやすい歯周ポケットを除去します。歯周病の進行を止める効果があるだけでなく、将来的に歯周病になるリスクを下げることもできる、画期的な治療法です。
奥深くの歯石を取り除く「歯周外科治療」
歯周病がひどく進行すると、歯周ポケットが深くなり、通常の治療器具では届かないところに歯垢や歯石が溜まってしまいます。放置するとさらに悪化してしまうため、外科的なアプローチで歯石などを取り除く必要があります。
奥深くの歯石を取り除く「FOP法」
「FOP法」は、歯周ポケットの奥深くに蓄積した歯石を取り除く治療法です。FOP法では、歯茎を切開して、歯茎の奥底に溜まった歯石を取り除きます。歯石を取り除くと、徐々に歯周ポケットは浅くなっていきます。
歯の根の分かれ目の歯石を取り除く「ルートセパレーション」
右の写真をご覧ください。歯周病が進行して周囲の骨が失われ、歯の根の分かれ目にすき間ができてしまった様子です。ここに歯石が溜まってしまうと、通常の方法では取ることができず、「ルートセパレーション」という特殊な術式で対応します。ルートセパレーションでは、歯をいくつかに分割して清掃しやすい状態にします。最終的には分割した歯に被せ物をして、見た目や機能性も回復させます。
コラム失われた歯肉を回復する「歯肉移植術」
歯周病で歯肉が失われると、歯肉が下がって「歯が長く」なったように見えます。
このような場合、上顎の歯肉を切り取り、歯肉が下がった部分に移植することで、見た目の回復ができます。患部が歯周病に感染していると移植した歯肉が安定しないため、歯肉移植術は歯周病の治療後に行う必要があります。詳しくはご相談ください。
患者さんのお口を守る「歯科衛生士サポート」
当院では、歯科衛生士をによる患者さんの徹底サポートを実施しています。歯石の除去など、お口のクリーニングの他、患者さんのお口の状態をより深く把握できるような態勢を整えています。また、患者さんの生活習慣を知ることで、より適切なアドバイスができるようになります。
歯科医院からのメッセージ
歯周病は「生活習慣病」です。
歯科医院でどんなに治療をしても、毎日の歯みがきの習慣や、食習慣や喫煙などが改善されないと、再発のリスクは少なくなりません。
再発したら、また治せばいいいや。
恐ろしい病気といっても、しょせんお口だけの病気だ。
このような考えを少しでもお持ちでしたら、改めてください。
近年の研究では、歯周病はお口だけでなく、全身の重大な病気と関係していることがわかってきました。
- 糖尿病
- アルツハイマー病
- 脳卒中
- 心筋梗塞
- 狭心症……etc.
歯周病を予防することが、全身の健康を守ることに繋がります。
冒頭でも書いた通り、歯周病の原因は科学的に解明されており、対策が可能です。
今からでも遅くはありません。
歯周病を一緒に治していきましょう。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。